「数字は人を動かし人を走らすというが、
計数を握ることが経営の基本的基礎である。
つまり経理は単なる計算的事務処理でなく、
経営の基礎を生むものである」
「会社には長期計画がなければならない。
そしてそれが一つの旗印のようなものになっていて、
全従業員の力がその目標完遂のために
結集されているというふうのものでなければならない。
これから先どうなるのかさっぱり分からず、
ふうふうしているようではしょうがない」
金子佐一郎(出典:ウィキペディア)
十条製紙(現・日本製紙)社長。東京都生まれ。
慶応義塾大学経済学部卒。旧王子製紙入社。
経理畑を歩いて昭和22年、経理部長。昭和24年、十条製紙取締役。
昭和32年、十条製紙社長。昭和44年、会長。
他方、昭和43年から国鉄監査委員として国鉄再建に取り組む。78歳で没。