「世の中というものは自分のためばかり考えていると、
結局は自分のためになっていないことが多い。
人のためだと思ってやったことが、
まわりまわって自分のところに帰ってくるものだ。」
「私は逆境こそ会社発展のチャンスである、
という受けとめ方をしている。
経営環境が激動する時にはだれでも
気迷いを生ずるものだが、
その時こそトップマネジメントの先見性と
機動力を験すチャンスである。」
「成功は窮苦の間に芽生えており、
失敗は得意満面の間に宿る。
黒雲のうしろには太陽が輝いている。」
越後正一(出典:ウィキペディア)
1901年~1991年(明治34年~平成3年)伊藤忠商事元社長。滋賀県彦根市生まれ。神戸高等商業(現・神戸大学)卒。昭和5年、伊藤忠商事に入社し繊維部門で活躍。昭和35年、59歳で伊藤忠商事第5代社長に就任。脱繊維戦略を推進して伊藤忠商事を総合商社へと育て上げた。昭和49年、会長。昭和57年、勲一等瑞宝章。89歳で没。著書に「私の履歴書」。